空室が決まらない理由はいろいろあるはずです。では、どうすれば決まるのか?というテーマでその一部をここではお話しさせて頂きます。
最初にオーナー様が確認して頂きたい事は、賃料に関すること(賃料査定の見直し)です。
入居募集に関して、適切な賃料設定が必要不可欠です。
現在は便利なもので、入居募集している物件は一般的にはインターネット等でいろいろな不動産業者が情報公開しておりますので、賃料の相場をある程度、オーナー様も把握は出来るでしょう。
しかし、実際には契約に至る物件は、情報公開されてないような物件であったり、賃料交渉があったりと 厳しく考えると、実際のネット上の賃料より、
さらに安くなっていると考えて頂いた方が妥当です。
当社の場合、40年間、この古淵駅で営業し、蓄積してきたデータがありますので、現在、空いている物件はもちろんのこと、空きのない物件の賃料まで全てデータとして保存してありますので、非常に多数の物件と比較・検討することが可能となります。
また、賃料設定は入居募集する時期等も考慮しなければならないようになってきました。
例えば、2,3月に募集するのと、7,8月に募集するのでは、全く違います。
お部屋探しをしているお客様の人数が雲泥の差ですから・・・お客様の少ない時期には、賃料以外の点に関しても、礼金・敷金なしにしたり、フリーレント1ヵ月付けたり、駐車場料金のみ2年間無料にしてみたり、現在、いろいろな方法がとられています。
以前と大きく変わった点は、募集シーズンによっても賃料設定の変更を考えていかなくてはいけない時代にもなってきたという点ですね。
このような時代だからこそ、オーナー様の賃料設定に関する判断が非常に重要な要素になってきました。
例えば、相場より低めに賃料設定すれば、もちろん、入居者が早く決定されやすく、家賃もすぐにオーナー様に入金されますが、賃料設定が高ければ、当然、入居者は、なかなか決まらないはずです。
もちろん決まればラッキーですが、決まらないまま仮に2ヶ月が経ち、決まらないために家賃を下げる判断をオーナー様がされた場合(→すぐに入居者が決まればラッキーですが)、最悪のケースは、この賃料値下げ行為が単に相場に戻ったというものであれば、この日から再度、数カ月、空室の状況が続いてしまう可能性があり(もちろん、いつかは決まると思いますが)、長期間でその部屋に対する家賃収入は、0円となります。
こうなると非常に深刻な問題になってきますね。
重要なのはアパート・マンションに対し、正しい賃料設定が出来ているのかとい点です。
依頼している不動産業者の賃料設定が正しいものであるかオーナー様は考えるべきですし、また、空室があるにもかかわらず、上記のような提案なりを管理業者から全く受けていないような場合、もっとも話しにもならず、根本的に管理業者の選定から考えていくべきだと思います。
第2にオーナー様が確認して頂きたい事は、お部屋の状況です。
室内がどのような状況にあるのか、リフォームがどのように実行されたのかが重要なポイントです。
私自身、お客様をご案内しておりますが、他社の管理物件でクリーニングが既に終了しているのにもかかわらず、お部屋に入室した際に、クロス等が汚れていたり、臭い匂いがして清潔感がないと感じる物件があります。
そのような物件に限って、長期間、入居者が決まらない状況になっています。
空室期間が長くなった場合、一度、オーナー様自身も室内の状況確認をされることをお奨めします。
現在、お部屋探しをするお客様は、非常に贅沢な要望を言う人が多数を占め、以前とは、全く異なります。
ちなみにワンルームからファミリータイプの物件までお部屋探しをされているお客様の年齢層は20から30歳位の方までがほとんどで、若くなればなるほど、室内の綺麗さを重要視する傾向があります。
このようなお客様の希望動向の方向性をオーナー様へきちんと把握、理解して頂きたいと当社は考えています。
決まる物件は、絶対、室内がきれいにクリーニング、及び現在のニーズに合わせてリフォームがされているものです。
ここで、ちょっと当社の宣伝となりますが、この重要なクリーニング、リフォームに関しても、当社の得意分野です。
オーナー様へ格安な単価で、ご提供を約束できます。
例えば、クロスの貼替はm2 890円です。現状のお値段と比較してみてください。いかがでしょうか?
話が逸れましたが、とにかく、清潔感のある物件を現在のお客様は好みます。
現代のお客様のニーズに対応して、どのような賃貸経営をすべきなのか、正しい賃料設定は出来ているのか、どのようなお部屋にリフォームすべきなのか、当社は全面的にサポート、バックアップいたしますので是非、お気軽にご相談頂ければ思います。
当社はどうしたら空室の入居が決まるかを常に考え、対応策をご提案させて頂いております。
当社は他社とは違います。他物件、新築物件等に負けない競争力を保ち続け、不動産収益を上げ続けるためには、他社には無い特徴、発想、間取り、サービス等が必要不可欠となります。
これからの管理会社は、時代のニーズに応えるべく、常に新しい提案をしなければ生き残れない時代だと感じております。
だからこそ、当社は、こまめに物件の状態を確認し、入居者の立場にたったご提案をさせて頂き、オーナー様と共により良い環境・居住空間を提供して行きたいと考えております。
毎月2回以上の定期清掃は基より、10年20年先を見据えた管理を、そしてオーナー様のリスクを最小限に抑え、また、回避できるシステムを提案し、安心・安定経営が出来るよう当社スッタフ一同、日々、努力しております。
次回は築年数が20年以上経過し、決まらなくなってしまった物件の間取りの提案を含めたリフォームに関して詳しくお話しさせて頂く予定です。
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