お部屋が成約になるまでに、多くのお客様が、ご希望に合う物件かどうかと確かめるために、現地を訪問します。生活に必要な室内設備が整っているかどうか、収納スペースや部屋の広さは十分かどうかなどを、実際にご自身の目で確認されます。それらは当然、最重要事項といえますが、建物を管理するという立場から言うと、同じくらい重要なことがございますのでご説明させていただきます。

前契約者様がご退去されてから、次のお客様がご成約に至るまでの空室期間の間に、当然室内リフォームを行ないます。簡単に言いますと、次の方がご入居できるように、不具合箇所を直したり、お部屋の清掃を行うことです。清掃を行えばお部屋はきれいになりますが、これだけでは十分とは到底言えないのです。
弊社は 物件ごとに営業担当を一人ずつつけており、そのスタッフを中心として、空室の定期巡回を行なっております。
当然のことながら、お客様はきれいなお部屋を好みます。ご案内で室内をご覧になられた際に、ゴミやほこりが落ちていたりと 室内が汚い状況では、その部屋に対するお客様の印象が悪くなります。空室期間が長くなると、室内のにおいが臭くなるため、定期的に換気をしたり、キッチンや洗面台、浴室等の水を流したり、場合によっては芳香剤をおいてみたりと対応をしています。
リフォームを実施しても、時間がたてば上記のように室内の状況はかわってきます。定期巡回は欠かすことができません。

「建物定期清掃」のところで月２回程度の外部清掃を行なっていることを説明させていただきました。お部屋に入るまでの、建物の状況を判断材料にされるお客様も多いです。実際、「お部屋は良かったけど、共用部分が汚くて…」といった理由で成約にならなかったケースもございます。「建物大規模修繕」の内容にも関連することですが、階段、通路、ゴミ捨て場等をきれいに保つことは大変重要です。 お部屋をご覧になるすべての方のために…万全の態勢を整えてまいります。