- COLUMN
- コラム
- 2025/01/24|
- 古淵エリアの相場情報 – 賃貸から売買までの価格動向
相模原市南区に位置する古淵エリアは、小田急線古淵駅を中心に発展してきた住宅地です。 都心へのアクセスの良さと閑静な住環境が特徴で、近年注目を集めています。 本記事では、古淵エリアの不動産相場について、賃貸物件と売買物件それぞれの価格動向を詳しく解説します。
賃貸物件の相場動向
ワンルーム・1K(20-25㎡)
平均賃料:5.5-6.5万円 築10年以内:6.0-7.0万円 築20年以上:4.5-5.5万円 管理費:3,000-5,000円 礼金:0-1ヶ月 敷金:1-2ヶ月 駅徒歩5分圏内では、築浅物件を中心に需要が堅調です。 特に単身者向けの物件は、通勤の利便性から安定した需要があります。
1LDK・2DK(35-45㎡)
平均賃料:7.5-9.0万円 築10年以内:8.5-10.0万円 築20年以上:6.5-8.0万円 管理費:4,000-6,000円 礼金:0-1ヶ月 敷金:1-2ヶ月 DINKS層や若手ファミリー向けの需要が中心で、 特にオートロック付きの物件は人気があります。
2LDK・3DK(50-65㎡)
平均賃料:9.0-12.0万円 築10年以内:11.0-13.0万円 築20年以上:8.0-10.0万円 管理費:5,000-8,000円 礼金:0-1ヶ月 敷金:1-2ヶ月 ファミリー層向けの物件は、特に学区や買い物環境の良さから安定した需要があります。
売買物件の価格動向
マンション
新築 専有面積50㎡台:3,800-4,200万円 専有面積60㎡台:4,200-4,800万円 専有面積70㎡台:4,800-5,500万円 専有面積80㎡以上:5,500-6,500万円 駅前の再開発の影響で、新築物件の価格は上昇傾向にあります。
中古 築10年以内:35-45万円/㎡ 築10-20年:30-35万円/㎡ 築20年以上:25-30万円/㎡ 大規模修繕実施済みの物件は、特に需要が高く、築年数の割に価格が維持されています。
一戸建て 新築 土地30坪台:4,000-4,500万円 土地40坪台:4,500-5,500万円 土地50坪以上:5,500-7,000万円 建物の仕様や駅からの距離により価格差が大きくなっています。 中古 築10年以内:3,500-4,500万円 築10-20年:2,800-3,500万円 築20年以上:2,000-2,800万円 土地の広さや建物の状態により、価格の振れ幅が大きくなっています。
エリア別の特徴と価格傾向
駅前エリア(徒歩5分圏内)
●賃貸物件は平均相場より10-15%高め
●マンションの売買価格は㎡単価で5-10%増
●新規開発による高級物件の増加
住宅街エリア(徒歩5-15分)
●賃貸物件は標準的な相場
●戸建てが中心で、世代交代による中古物件の流通も
●学区による価格差が顕著
郊外エリア(徒歩15分以上)
●賃貸物件は平均相場より15-20%安め
●戸建ての区画が広く、庭付き物件が多い
●バス路線沿いは比較的価格が安定
今後の価格動向予測
短期的な見通し(1-2年)
●賃貸物件は現状維持か微増傾向
●新築マンションは引き続き堅調
●中古物件は物件状態による二極化が進む
中長期的な展望(3-5年)
●駅前再開発による相場上昇の可能性
●高齢化に伴う中古物件の増加
●インフラ整備による利便性向上
まとめ:物件選びのポイント
- 賃貸物件
●築年数と設備のバランス
●通勤・通学の利便性
●周辺環境の充実度
- 売買物件
●将来的な資産価値
●メンテナンス状況
●地域コミュニティの特性
古淵エリアは、都心へのアクセスの良さと住環境の充実度から、 今後も安定した需要が見込まれます。 物件選びの際は、現在の価格動向だけでなく、 長期的な視点での判断が重要となるでしょう。