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- 2024/12/20|
- 「駅近vs家賃重視 – 物件選びの優先順位の決め方」
物件探しを始めると、必ずといっていいほど直面する「駅近」と「家賃」のトレードオフ。駅から徒歩5分以内の物件は魅力的ですが、同じ条件なら駅から少し離れた物件の方が家賃は安くなります。この選択に正解はないものの、自分にとってのベストな判断を導き出すためのポイントを解説します。
<目次>
通勤・通学時間を総合的に考える
駅近か家賃重視かの判断で最も重要なのは、日々の通勤・通学時間です。例えば、駅まで徒歩15分の物件で月額家賃が2万円安くなるケースを考えてみましょう。年間で24万円の節約になりますが、その代わり往復で1日30分の徒歩時間が増えます。これは月に約15時間、年間で180時間もの時間を徒歩に費やすことになります。時給換算すると、節約できる家賃との見合いで判断する必要があります。
ライフスタイルとの相性を検討する
深夜の帰宅が多い職種の方や、雨の日の通勤が負担になる方にとっては、駅近物件のメリットは大きくなります。一方、在宅勤務が中心の方や、自転車通勤が可能な方であれば、必ずしも駅近である必要はないかもしれません。また、買い物などの生活利便性も考慮に入れましょう。駅周辺には通常スーパーやコンビニ、飲食店が集中しています。駅から離れた物件を選ぶ場合は、日用品の買い物がどれだけ便利にできるかもチェックポイントです。
家賃差額の活用方法を具体的に考える
駅から離れた物件を選んで浮いた家賃を、どのように活用できるかを具体的に考えることも大切です。
例えば
- 趣味や自己投資への投資
- 将来の住宅購入の頭金として貯蓄
- より広い間取りや設備の良い物件の選択
- タクシー代や自転車購入費用への充当
このように、節約できる金額の使途を明確にすることで、判断がしやすくなります。
物件の築年数や設備とのバランス
一般的に、駅から離れるほど築年数が新しい物件や、設備が充実した物件を同じ家賃で借りられる可能性が高まります。特に、宅配ボックスやオートロック、防犯カメラなどのセキュリティ設備は、生活の質に大きく影響します。
単純に駅までの距離と家賃だけでなく、物件自体の質も含めて総合的に判断することが重要です。
将来の引越しも視野に入れる
契約期間は通常2年間ですが、その後の生活変化も考慮に入れましょう。
例えば
- 転職や異動の可能性
- 結婚や同居の予定
- 家族構成の変化
- 収入の見込み
現時点での判断だけでなく、将来的な変化も見据えた選択をすることで、より満足度の高い物件選びができます。
まとめ:優先順位の決め方
結論として、以下の手順で優先順位を決めることをお勧めします。
- 通勤・通学時間の許容範囲を明確にする
- 現在のライフスタイルと物件の相性を確認
- 家賃差額の具体的な活用プランを立てる
- 物件自体の質と設備を比較検討
- 将来の生活変化を考慮する
これらの要素を総合的に検討し、自分にとってのベストバランスを見つけることが、後悔のない物件選びにつながります。
家賃と利便性は確かにトレードオフの関係にありますが、それ以外の要素も含めて多角的に検討することで、より良い選択が可能になるはずです。