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- 2023/09/21|
- 残暑の節電対策 〜無駄なくエアコンを活用する〜
9月に入っても残暑が厳しい日が続いていますね。日中は勿論のこと夜も寝苦しい日が続く中、快適な室内環境を保つためにはまだまだエアコンが欠かせません。しかし、長時間稼働させるエアコンは電力消費が気になってしまいますね。
効果的なエアコンの使い方と節電のコツをご紹介します。日常生活で気軽に実践できるポイントを取り上げつつ、節電効果を高めるアイデアもご紹介。
快適さと節約の両立を目指して、賢くエアコンを活用しましょう。
エアコンの電気代はどのように計算する?
自分の家のエアコンの電気代はどのように計算できるのでしょうか。
電気代を計算する方法はいくつかありますが、基本は以下のように計算するだけで大体の電気代を算出できます。
<年間のエアコン電気代の計算式>
1年あたりの電気代=期間消費電力量(kWh)×電力量料金単価(円/kWh)
電化製品の電気代は、消費電力(kWごとの消費量)に電力の単価を掛けて計算されます。ただし、エアコンの場合は、冷房か暖房か、使用時の気温、住居の断熱性など、多くの要因によって消費電力は変動します。このため、エアコンの電気代は、1年間の使用を想定して総額を見積もるのが一般的です。
たとえば期間消費電力量が850kWhのエアコンの場合、契約している1kWhあたりの電気代が31円なら、「850kWh×31円=26,350円」となり、1年間にかかる電気代の目安は26,350円であることがわかります。
エアコンの電気代を節約するための7つのコツを紹介
ここでは、エアコンの電気代を抑えるための7つのコツを紹介します。日常ですぐ取り入れられる方法なので、実践して節電につなげましょう。
フィルターを定期的に掃除する
フィルターの定期的な掃除は、エアコンの効率を保つために重要です。ほこりや汚れがたまって内部のフィルターが詰まると、吸いこむ空気量が少なくなって、室内を冷やすのにより多くの電気が必要になり電力消費が増加してしまいます。2週に1回程度、フィルターを取り外して軽く洗浄することで、エアコンの性能を最適化しましょう。
風量設定を自動にする
電気代を気にして弱風にするのがいいと思われるかもしれませんが、風量設定は自動がおすすめです。最適な風量を自動的に調整するため、エアコンが常に最適な状態で運転されます。室内が冷えるまで強風、冷えてからは微風と、風量調整を行ってくれるので、余分な電力消費を避けることができます。
扇風機やサーキュレーターを併用
エアコンと扇風機やサーキュレーターを併用することで、効果的に室内の空気を循環させることができます。これにより、エアコンの冷暖房効果が均一に行き渡り、設定温度を下げたり上げたりする必要が減少します。エアコンから流れる風を背にして、冷やしたい方向に扇風機を向けると、冷風を遠くに送ることができるでしょう。
カーテンなどで室内の温度ムラを解消
室内の温度ムラを解消することは、エアコンの節電にとって重要です。カーテンやブラインドを活用して直射日光を遮るなどして、室内の温度を一定に保ち、エアコンの効率を向上させましょう。
タイマーを活用する
就寝時、外出時などに予約タイマーを活用すると、無駄にエアコンを使わずにすみます。夜間は室温が下がりやすいため、寝ている間にエアコンをフル稼働させる必要はありません。タイマーをセットして、エアコンを自動的に停止させるように設定することで、節電が可能です。また、家を出る際にエアコンが動いていると、無駄な電力消費が発生します。外出時にはタイマーを使用して、エアコンを一時的に停止させるか、省エネモードに切り替えることで節電ができます。
室外機の吹き出し口を遮らない
室外機の吹き出し口を遮らないようにすることが大切です。遮られた室外機は十分な換気ができず、冷暖房の効果が低下します。周囲に物が置かれないように気を付けることで、エアコンのパフォーマンスを最適化します。
省エネ効果の高い新しいエアコンを使う
10年前のエアコンと最新モデルのエアコンを比較した場合、省エネ性能に差があるのが一般的です。新しいエアコンは、効率的な技術と最新の省エネ機能を備えており、節電につながります。新しいエアコンを使うと、エネルギーの無駄遣いを削減し、電力消費を抑制することが可能です。
まとめ
今回は、節電のために無駄なくエアコンを活用するコツを紹介してきました。
これから賃貸住宅を選ぶ場合は、不動産会社に相談しながら、より新しいモデルのエアコン設備のある住宅を選ぶ方法も、省エネにつながるといえるでしょう。
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