最近「ミニマリスト」という必要最低限のものしか持たない暮らしをしている方々が注目されています。
しかし、荷物を増やしたくないと思っていても知らずしらずのうちに、部屋が荷物で溢れかえっているという方も多いのではないでしょうか。

とくに賃貸で暮らす場合は、ミニマリストまではいかなくても少ない荷物で暮らしたほうが都合のいいことが多いです。
そこで今回は、賃貸での暮らしで荷物を増やさないほうがいい理由や荷物が増えてしまう理由、荷物を増やさないための暮らし方とそのコツについて解説します。

現在賃貸で暮らしている方、これから賃貸で新生活を始める方はぜひ参考にしてください。

賃貸での暮らしで荷物を増やさないほうがいい理由とは？

 

賃貸での暮らしで荷物を増やさないほうがいい最大の理由は、今後引越しする可能性が高いためです。

荷物が多いと引越し時の梱包作業が大変・荷物の運搬費用が多くかかる・収納スペースを確保するため部屋の選択肢が減ってしまいます。

また、賃貸での暮らしに限定されることではありませんが、荷物が増えると部屋が散らかりやすいといったデメリットも。
さらに、物が増えているということはそれだけ多く出費していることにもなります。
もちろん荷物が多いほうが落ちつけたり、満足感を得られる方もいるかもしれません。

しかし、とくに賃貸で暮らす場合は、荷物が多いことでのデメリットを考えると、荷物は増やしすぎないほうがいいといえるでしょう。

荷物が増えてしまう理由とは？

 

無意識のうちに徐々に荷物が増えていってしまうという方、その理由を考えたことがあるでしょうか。
荷物が増えてしまう原因は、流行りものに敏感、何を持っているか把握できていない、収納スペースを考えていない、使っていないものを処分できないなど、人によってさまざまです。

自分が当てはまる原因は何か考えると解決策もみえてくるでしょう。

子どもがいるファミリー世帯の場合、子どもの衣類や使わなくなったおもちゃで荷物が増えているケースが多く見受けられます。
子どもの衣類はすぐサイズアウトするため新しい衣類の購入は避けられず、年齢が変わると必然的に遊ぶおもちゃもかわるため、衣類やおもちゃは処分しない限り増えていく一方です。

単身の場合は、衣類や本・雑誌などの趣味のもので荷物が増えているケースが多いでしょう。
クローゼットの奥に眠っている着ていない服や使っていない鞄はありませんか？

何をどのくらい持っているのか把握せず、似たようなものを買ってしまったり、流行のものを衝動買いしてしまうことで荷物が増えてしまっている可能性があります。

賃貸で荷物を増やさない暮らし方とは？

当然のことですが、荷物を増やさないためには、「荷物を増やしたら、同じ分だけまたはそれ以上に荷物を減らす」ことが重要です。
とくに自分の衣類や趣味のものは持っているものを把握し、購入前に収納スペースを考え、ひとつ増えたらひとつ減らす意識をもちましょう。

子どものサイズアウトした衣類は思い出の品として処分しにくいですが、思い出の品をとっておくことで現状の生活にストレスがかかってしまうのはよくありません。
本当に大事なものだけを残し、そのほかは潔く処分しましょう。

また、子どものおもちゃは収納スペースに収まる分だけと決めておくのがおすすめです。

収まらない分は買わない、欲しい場合は不要なものを処分するなど、親の独断ではなく子どもと一緒に決めごとをつくってください。

これらを意識すると衝動買いを抑えられ、荷物を増やさない暮らし方ができるでしょう。

 

荷物を増やさず豊かな暮らしを送るコツ

 

荷物を増やさないコツは買う以外の選択肢を検討することです。
たとえば、おもちゃはサブスクを利用して購入頻度を少なくしたり、本や雑誌は紙媒体でなく電子書籍を利用したりすると荷物を増やさず趣味の時間を充実させられます。
また、衣類が増えてしまいがちな方は、最近注目を集めている衣類のレンタルサービスを利用するのもいいでしょう。

ほかにもキャンプやスキーなど荷物が増えそうな趣味はほとんどの場合レンタル可能です。
「賃貸だから」「収納スペースが少ないから」といった理由でやりたいことを諦める必要はありません。

サブスクやレンタルサービスを上手く利用すると、荷物を増やさず豊かな賃貸暮らしを送れるでしょう。

 

まとめ

 

賃貸で暮らす場合、引越しする可能性や収納スペースが少ないことを考えると荷物は増やしすぎないほうが暮らしやすいといえます。
荷物をできるだけ増やさないためには、ひとつ増えたらひとつ減らす意識を持つことが重要です。

サブスクやレンタルサービスを利用すると少ない荷物でも豊かな生活を送れるので上手く活用し、充実した賃貸暮らしを楽しみましょう。